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ゲリラ豪雨対策でスピーカー新設へ、「バーベキュー」条例で市議会質疑/川崎

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年2月15日(火) 21:49

川崎市議会本会議が15日開かれ、同市高津区の多摩川河川敷におけるバーベキュー有料化に向けた市都市公園条例の改正案をめぐり、代表質疑が行われた。いずれも同区選出の大島明(自民)、粕谷葉子(民主)、岡村テル子(公明)の3氏が質問に立ち、ゲリラ豪雨による急激な増水や議決を急ぐ理由などを市側にただした。

バーベキュー広場を河原部分としたことについて、市議が「ゲリラ豪雨や急激な増水の際に危険ではないか」と指摘。高田明建設緑政局長は「臭いや騒音など地域住民への影響を最小限にするため、(住宅街から離れた)河原部分を選定した」と答えた。

また、ゲリラ豪雨などへの対処として、国が運用している異常水位や降雨に関する情報を活用。緊急時にはサイレンや新設するスピーカーを用いて避難を誘導していくとした。また、ペットの入場を認める方針も示した。

条例改正を急ぐ理由について、阿部孝夫市長は「迷惑行為を一日でも早く解決することが必要。多くの利用者が見込まれるゴールデンウイーク(GW)に適切な対応ができるようにしたい」と答弁した。

条例改正は、ごみ処理費の受益者負担と、夜間の騒音といった迷惑行為を軽減する狙い。多摩川河川敷の約3万4千平方メートルをバーベキュー広場とし、使用料(6歳以上500円)や使用時間などを規定している。可決すれば、4月1日に施行される。

市多摩川施策推進課によると、二子橋下に新たに十数台分の駐車場を整備し、トイレは最大20基を用意。ごみが増える土日・祝日は、その日のうちに回収する予定という。

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