
大和市制施行日の1日、市役所で市表彰式が行われた。昨年11月、中国・広州のアジア大会でメダルを獲得したスポーツ選手2人に市民栄誉賞が贈られたほか、市内で社会貢献活動などに取り組む27人が表彰された。
市民栄誉賞は、大きな功績をおさめて、市政の振興に貢献した同市出身者や在住者たちを対象にしたもの。これまでに、アトランタ五輪の野球で銀メダルを獲得した川村丈夫さんたち3人が受賞している。
今回は、昨年のアジア大会で活躍したメダリストを選出。女子サッカーで金メダルに輝いた川澄奈穂美さん(25)は、かつて地元のサッカーチームに所属。県立弥栄西高校、日本体育大学などを経て、現在は「INAC神戸レオネッサ」でフォワードとして活躍している。
もう1人は、市立光丘中学校を卒業したソフトテニス選手の小林幸司さん(26)=同市上草柳=。2008年からナショナルチームに名を連ね、アジア大会では、男子ダブルスで銅メダル、男子団体で銀メダルを獲得した。
同日に開かれた式典で、大木哲市長から表彰状や記念品を受け取った小林さん(26)は「光栄に思っている。これからも、子どもたちにソフトテニスを教えるなどして、貢献していきたい」と話していた。
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