1. ホーム
  2. ニュース
  3. 政治・行政
  4. 予算過去最大規模に、景気低迷で扶助費大幅増/川崎市

予算過去最大規模に、景気低迷で扶助費大幅増/川崎市

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2011年1月29日(土) 10:12

川崎市の阿部孝夫市長は28日、2011年度の一般会計当初予算案の概要を発表した。予算規模は6180億円程度(10年度当初比1・0%増)で過去最大となる見通し。高齢化の進行や長引く景気低迷の影響で生活保護費などを含む扶助費が大幅に増加したことで予算規模が膨らんだ。

10年度当初予算では世界同時不況の影響で市税収入が金額、率ともに過去最大の落ち込みとなったが、11年度は69億円増(同2・5%増)の2796億円程度とやや持ち直した。大手企業を中心に業績が回復したことで法人市民税が171億円程度(同52・0%増)となったことなどが要因だ。

歳入ではこのほか、個人市民税が1089億円程度で10年度とほぼ同規模。国・県支出金は生活保護費の増加などに伴い16・6%増の1285億円程度となる見通しだ。市債発行は抑制し766億円程度(同6・5%減)を見込み、さらに収支不足を補うため、減債基金の新規借り入れを108億円程度(同42億円減)計上する。

歳出面では、生活保護費が60億円程度増加するなど、扶助費が1409億円程度(同10・9%増)に膨らんだ。人件費は職員数の削減などで1020億円程度(同2・0%減)に抑えられた。

子ども手当は全額国費で計上しているが、仮に市の負担となれば減債基金からさらに借り入れることになりそうだ。

主な事業は、(1)中学1年~高校1年相当の女子を対象にした子宮頸(けい)がんワクチン接種の無料実施=新規(2)特別養護老人ホームの整備促進(3)多様な保育の充実―など。

阿部市長は記者会見で「10年度に続き、大変厳しい予算編成となった。社会経済環境の変化に的確に対応しながら市民生活の安定を確保し、一歩ずつでも前進させていく予算としたい」と述べた。

【】

政治・行政に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング