川崎市は22日、スマートフォンに防災情報を無料提供する「防災アプリ」に不具合が発生し、避難所開設情報などに断続的にアクセスできない状況になっていると発表した。台風9号の影響で避難勧告が出されるタイミングなどと重なり、市ICT推進課は「こういう時に、ご不便・ご迷惑をお掛けし申し訳ない。一刻も早い原因究明と復旧に努めたい」と話している。
同課によると、不具合は21日午後11時ごろから発生。断続的に防災情報が見えなくなった。22日午後6時現在でも解消していない。不具合は子育てアプリにも出ており、同課は、委託業者の通信設備やサーバーに原因があるとみて調べている。防災アプリのダウンロードは約6千件、子育てアプリは約5400件。