県県西地域県政総合センターは2日、発注予定の治山工事の設計金額に誤りがあり、既に実施した条件付き一般競争入札を無効にしたと発表した。
同センターによると、無効になったのは、台風で崩れた不老山(山北町)の斜面を復旧する工事。本来、工事単価の端数を切り捨てるべきところをそのまま積算したため、設計金額が約12万円多くなった。単価は複数でチェックしたが、見落としたという。
7月29日に入札を実施し、県内の業者が落札候補となったが、入札に参加した別の業者が今月1日に指摘、判明した。同センターは設計内容を見直して改めて入札手続きをするとしている。