JR相模線の沿線自治体や経済団体でつくる相模線複線化等促進期成同盟会(会長・加山俊夫相模原市長)は20日、同市中央区のけやき会館で2016年度総会を開催した。複線化の早期実現を図るため、関係機関へ積極的な要望・陳情活動を行うなどとした事業計画案を承認した。
同会は14年に策定した「新たな相模線交通改善プログラム」に基づき取り組みを進め、45年のリニア中央新幹線の大阪までの開業に合わせ全線複線化を目指している。
総会であいさつした加山市長は「橋本駅付近に駅が設置されるリニア中央新幹線の取り組みが進められ、倉見駅付近への東海道新幹線新駅設置の可能性も高まっており、双方をつなぐ相模線の複線化に対する期待がますます高まっている」と強調した。