横須賀市の全額出資法人「シティサポートよこすか」が建築基準法に違反した状態でバーベキュー施設を営業していた問題で、市の是正指導に対し委託先の民間業者側が「市長から今回の(事業の)話があった」などと、吉田雄人市長の関与を示唆する発言をしていたことが19日、市議会の地方自治法100条による調査委員会(百条委)で明らかになった。
同日の証人喚問で、是正指導に同席した複数の市職員が証言した。職員の一人は、当日の詳細なやり取りをメモに残したとも説明。百条委は資料提出を要求し、次回8月2日に予定している吉田市長への証人喚問の場で追及する構えだ。