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かながわ参院選2016
混沌の夏(1)当選後の公認…自民、最後まで不協和音

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2016年7月12日(火) 09:36

横浜・元町商店街を麻生太郎財務相(中央)と練り歩き、支持を訴えた中西氏(左) =2日、横浜市中区
横浜・元町商店街を麻生太郎財務相(中央)と練り歩き、支持を訴えた中西氏(左) =2日、横浜市中区

 参院選投開票から一夜明けた11日朝。JR関内駅頭で、2人の当選者が通勤客にあいさつをしていた。

 自民党の三原じゅん子(51)と中西健治(52)だった。互いに気付いて会釈し、握手を交わした。

 だがその後、2人の距離が縮まることはなかった。

 党県連は選挙戦で三原を「唯一の自民党公認候補」として支援。一方の中西は自民党推薦を得た無所属候補だったが、当確直後に党本部が9日付にさかのぼって追加公認した。選挙を終えて、自民党の公認候補は2人になっていた。

 追加公認に対する当事者たちの表情は微妙だ。中西は、党県連に「(あいさつに)行くかどうか考えている。何がベストなのか(考えたい)」。一方の三原は、中西が去った後で、不快感を隠さなかった。「意味が分からないですね」

 中西が追加公認される観測は選挙前から浮上していたが、党県連会長の小此木八郎が決定を伝えられたのは「投開票当日」だったという。県連の頭越しとなった決定に、小此木も11日の会見で「面白い話ではない」と漏らした。

 改選議席が4に増えた神奈川選挙区で攻勢に出た自民党だったが、党本部と県連の不協和音は最後まで尾を引いた。2009年の横浜市長選で自民党の支援を受けながら、翌10年の参院選で旧みんなの党にくら替えした中西への不信感は、今も内部に消えていない。

 意向を押し切られる形で党本部が推薦を決めたことへの反発から、県連は組織の引き締めにも動いた。

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