
川崎市選挙管理委員会は、選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられたことを受け、選挙の流れを説明した高校生向け啓発紙「Eighteen」を作成した。市内の高校の全学年生徒約2万3千人に今週から順次配布する。
A4判カラー刷り4ページ。「知る」「考える」「投票する」の三つで構成し、選挙の際の情報入手方法から1票を託す候補者の選び方、投票方法までをアドバイスしている。
「知る」では選挙の公示・告示日前後に自宅に届く投票所入場整理券に投票所や投票日が記されていることなどを説明。「考える」では公示・告示後に全家庭に配布される選挙公報や政見放送を見て投票先を考えるよう勧めている。
「投票する」では公示・告示日の翌日から投票日前日まで投票できる期日前投票の制度も紹介している。
市選管は「有権者としてスタートする上で必要なことを簡潔にまとめた。選挙を知って、1票を有意義に使ってほしい」としている。