県が「スポーツ条例」制定へ ラグビーW杯東京五輪控え
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2016年6月1日(水) 13:14
黒岩祐治知事は31日、県のスポーツ施策の方向性を定める「スポーツ振興条例」を2016年度中に制定することを明らかにした。19年ラグビーワールドカップ(W杯)や20年東京五輪・パラリンピックを控え、県民のスポーツに対する機運や関心を高める。同日の県議会第2回定例会本会議で自民党の加藤元弥氏(横浜市西区)の代表質問に答えた。
県は両大会開催に向け、今年4月からスポーツ局を新設し、これまで複数局にまたがっていたスポーツ行政を一元化。これを受け加藤氏は「県のスポーツ行政の目標や目的、施策の方向性を条例で明らかにすべきでは」とただした。
黒岩知事は「スポーツ局を核に、神奈川ならではのスポーツ振興施策を積極的に推進する」と説明。