三菱自動車が燃費データ改ざんに関し、一部生産を停止していることを受け、横浜市は24日、市内中小企業を対象とした「特別経営相談窓口」を設置した。林文子市長は同日の会見で「市内にある中小の製造業で三菱自動車と関係している会社は多い。状況を把握し、市として支えていきたい」と述べた。
市経済局によると、相談窓口は市内6カ所に設置。三菱自動車と直接、間接を問わず取引している中小企業が対象で、中小企業診断士などが電話または面談で経営相談に応じる。
また、取引先企業の事業活動の制限に伴い、売り上げなどが減少している中小を支援するセーフティネット保証制度2号に対応する運転資金について、融資期間の上限を7年から10年に延長することで、資金繰り支援に当たるとしている。
市内の相談窓口と電話番号は次の通り。
【資金繰り・経営に関する相談】
横浜市経済局金融課相談認定係電話045(662)6631
【経営全般に関する相談】
横浜企業経営支援財団電話045(225)3711
【信用保証に関する相談】
横浜市信用保証協会・本所電話045(662)6623
北部支所電話045(470)5600
西部支所電話045(319)5335
南部支所電話045(844)6621