共産党の市田忠義副委員長は27日、鎌倉市内で演説し、沖縄県で米軍属が逮捕された女性遺体遺棄容疑事件について「米軍に何度綱紀粛正を求めても変わらない。基地があるがゆえに起きる犯罪」と指摘し、「最大の再発防止策は日本から米軍基地を撤去することだ」と訴えた。
夏の参院選に関しては、市田副委員長は安全保障関連法の廃止を最大の争点と位置付け、「『自公とその補完勢力』対『4野党と市民』」と強調。全国32ある改選1人区での野党統一候補擁立の調整は「(佐賀選挙区の)あと一人」と述べ、野党の結束を訴えた。