
民進党の岡田克也代表は25日、横浜市内を遊説し、安倍政権の経済政策について「アベノミクスは完全に行き詰まっている。民進党が目指す所得の再分配や、人への投資に力点を置いた政策に転換を」と訴えた。
JR桜木町駅前では「(安倍政権の)3年半で皆さんの生活はよくなったか。ほとんどの人の実質賃金は下がっているはずだ」と指摘。「アベノミクスで生活はよくならない。もう答えは出ている」と強調した。
安全保障関連法を成立させた安倍政権の下で「憲法の平和主義が危ない」とも主張。「安倍政治の暴走を止め、近い将来に政権を担える政党に育ててほしい」と民進党への支持を呼び掛けた。
岡田氏は遊説後、記者団の取材に応じ、金子洋一氏と真山勇一氏の2人を擁立した参院選神奈川選挙区に関して「2人当選を目指して全力で頑張る。(共倒れの懸念など)いろいろな意見があるが、私は結構強気だ」と語った。