14日に立候補届け出が行われる民進党県連の代表選出を巡り、金子洋一参院議員(神奈川選挙区)は13日、神奈川新聞社の取材に「旧民主党の県連代表として、党勢が厳しい中、昨春の統一地方選で堅実な戦いを展開した。次期衆院選に向けた県内小選挙区候補の擁立にも道筋を付けつつある。引き続き、先頭に立ちたい」と述べ、出馬に意欲を示した。
県選出の国会議員有志には後藤祐一衆院議員(16区)を推す動きがあり、21日の県連結成大会に合わせ国会、地方議員、総支部長(計107人)の投票による代表選実施の可能性がある。
ただ、金子氏自身が改選となる参院選を目前に控え「この時期に身内同士で代表選をやれば深刻な亀裂を生みかねない」(若手衆院議員)などと、参院選への悪影響を指摘する声も上がっている。代表選の回避を模索する動きもあり、情勢は流動的だ。