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「共産党の猛省を促す決議文」 県議会本会議で採決へ

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2016年5月12日(木) 22:54

審議が続く議会運営委員会
審議が続く議会運営委員会

 神奈川県議会の議会運営委員会(議運委)が12日午後9時15分ごろ、県庁で開かれた。前回(4月)の議運委では、自民党県議団が「共産党県議団がミスや不手際を続けている」として、共産党県議団の代表質問の制限を提案していた。議運委は約20分間で休憩に入ったが、午後11時15分ごろに再開され、共産党を除く5会派の共同提案で「共産党の猛省を促す決議文」を本会議で採決する方針を確認した。

午後9時15分から同35分までの審議は、以下の通り。

桐生秀昭委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開します。「議会運営について」を議題とします。本日未明の当委員会における先例101「代表質問は原則として各交渉団体一人とする」の例外的な取り扱いを行うことおよび、共産党がこれまでの謝罪等の内容を書面で示し、謝罪の意を明確にとどめることについての協議の際、土井隆典議長から発言がありました。

 本職としてはこの発言を重く受け止め、各会派に再度ご検討いただくことをお願いした。各会派のその後の状況について、お聞かせ願います。

小島健一委員(自民) 自民党としては昨日から本日未明にかけ、真剣に共産党にかかる議会運営のことについて議論をし、審議してきた。その中で、土井議長からさらなる熟考についてご意見をいただき、われわれとしても重く真摯に感じているところです。

 その後、自民党の中で議論を重ねまして、これまでの度重なる共産党による不適切な事案を踏まえ、今後、同じ誤りを二度と繰り返さないという意味を込め、また、これまでの経緯を県民に対してもわれわれの意思を示す意味でも決議をしていくべきではないかという結論に至った。ぜひ共産党に猛省を求める決議案を提案させてもらいたい。

青山圭一委員(民進) この間、私どもも未明から本日まで、議論を重ねてきた。先般、議長からの発言もあった。そして、そのことを受け、桐生委員長からも非常に重くこのことを受け止め、各会派で再度協議をしてほしい旨があったところです。

 この間、本当にさまざまな案件があり、議論もして、度重なる共産党の不適切な発言と私どもの会派に対しても異常な、極めて遺憾である発言もあったところです。そうしたことも勘案してこの間、議論してきたが、ぜひこうしたことをしっかり重く受け止めていただいて、今後、本当にこうしたことがないように取り組みを求めるという意味で、私どもも猛省を促すという意味合いで決議案を出したらどうか、との結論に至った。

佐々木正行委員(公明) 私ども公明党は、本日未明の議長からの大変に重い、そしてまた大事なご発言をしっかり受け止めて、議長の重い発言として、われわれは今後しっかりと歩み寄っていくことが必要であると確認した中で、共産党さんについては猛省を促していくことも必要だろうという結論に至ったこともありまして、今、自民党さんから提案のありました決議をしていくことに賛成する。

県政会県議「共産党県議団に問題あった」


相原高広委員(県政会) 今般、検討課題となっています二つの案件、一つは代表質問、もう一つはこれまでの経緯、謝罪をあらためて文書で提出するという二つの提案は大変真剣な提案であった。今後もこれについては検討する必要はあろうかとは思う。

 それはそれとして、先般の土井隆典議長の発言があった。私ども県政会としても十二分に受け止めてきたところでございます。議長のご提案は大変重いものとして真摯に受け止めている。しかしながら、これまでの共産党県議団に問題あったことは間違いないことであります。

 議運の中での発言としては共産党自ら反省している、反省の弁、謝罪の弁があったが、それはそれとして、この問題を県議会として真正面から受け止めて県議会の意思を示す必要があると思う。その意味において、共産党県議団に大いなる猛省を求める趣旨の決議を神奈川県議会として決する必要がある考えです。

飯田満委員(県進会) 県進会としては二つの件は、採決に至るところまで行っていた。その中で、議長に間をとっていただいて、再度検討をしてくれということについては重く受け止めた。その中で会派の中でも断続的に団会議を開き、多くの時間を取ってまいりました。その中でも各会派からもあったように、猛省を促すということにつきましても同様の意見でありますので、それについてもしっかり検討さていただきたいと思っておりますし、また、その案についても同調させてもらいたい。

桐生委員長 共産党さん、その後の状況についてお聞かせください。

井坂新哉委員(共産) 本日未明の議運の中で、議長が発言をしていただき、歩み寄ることができないのかということで、私たちも重く受け止め、団としてもあらためて相談させていただきました。発言、代表質問に制限を加えるということは、従来から述べていたように議会制民主主義の問題からしても、私たちとしては受け入れられないというのがやはり一つあります。

 その中で、先日話になりました加藤議員のブログについては、議運でまだ論議されていない内容を事前に公表したことについて、あらためておわびを申し上げるともに、今後慎重に対応することを確認した。また、その論議の中で、正副議長選挙が慣例的に行われているという発言もありました。

 その点については、みなさんからもご指摘をいただき、あらためて団として慣例的に行われているものではないということを確認して、認識を改めたところであります。他の会派のみなさんからは、私たちのこれまでの発言訂正などのミスについては謝罪をしてきたが、それは改善されず信用できないとう意見もありました。

 私たちとしてはその都度真剣にそのことを受け止め、改善してきたが、なかなかそれが形に表れていないことはありました。特に、3月22日の議運でこれまでの協議の総括をした後の、24日の討論でのミスは本当に私たちも痛恨の思いでいるわけです。まずはこういうミスなくすよう取り組むことが大切だし、団としてミスがないような改善もいま論議している。ぜひ今後の取り組みをみなさんに見ていただけたらと思っております。

 最後に、議長に、このように入っていただき、論議をする機会をいただいたことに感謝する。

桐生委員長 議案の話がありました。先ほどの決議案を提案したい旨の発言があり、この際、日程を追加して、決議案についてを議題にしたいと思います。決議案についてのご発言をどうぞ。

自民県議「ペナルティを科さないといけない状況をつくったのは共産党」


竹内英明委員(自民) ちょっと委員長、その前に。今日の夜中の2時ごろ、私たちは二つのことを採決をするという状況下で、土井議長から配慮いただいて、もう少し議論できないかという提案をいただき、重く受け止めましたよ。

 その中で、みなさんも同調いただいて、議長が言うならば、もう一回検討して、各会派に戻って検討してということで、一つブレスをしたわけだな。その中で今日は決議案となり、これはもう妥当な考え方だと思いますよ。あらためて僕は思うのは、まあ、あえて言うならば、二つのことの採決に向けてという思いは私たちも覚悟してきた。

 これは井坂委員ね、この一年間の度重なるルール上の問題とか言動の問題で、もうここまでは限界だと思っていたことは確かなんですよ。ですから今のあなたからお話があったように、一定の理解も示してもらっている。私たちもその代表質問を制限することが目的ではない。夜中にも言ったが、それが目的じゃないです。

 どうぞ理解をいただいて、こういったことが何度も起きないように成熟をしていただいて、私たちともども円滑な議会運営に携わってほしいという、こういった思いだったはずだよね。スポーツに例えたら、イエローが何枚かあったらレッドになる。ボクシングだってルールを守らなければ負けになる。私たちだってあえてそんなのを出したくないけど、そういったペナルティを科さないといけない状況をつくったのは共産党なんですよ。

 その点は真摯に受け止めていただき、今回は議長の声掛けで、私たちは一歩とどまって。ただ、私たちの思いも県民にも分かっていただきたいという思いで、決議案を提出することを提案させてもらった。このことも受け止めてもらいたい。これは私たちが百歩譲った中で議長からお言葉があり、もう一拍おいて、この決議案にとどめたいという思い。

 次あったときには、色々な反響はあるにせよ、私たちはそのルールを守れない、あるいは私たちの思いと食い違うような言動のある共産党については、今、採決しようとしたいわゆる代表質問の制限についてだっていとわないとい思いはあることは、どうぞ受け止めておいてもらえれば。今回はそういった意味では各会派も決議案ということでおさまりがつくようですから、決議案を取りまとめていただければ。

桐生委員長 日程を追加し、決議案についてを議題とする。

小島委員(自民) 決議案について要旨を簡潔に申し上げたい。いわゆる今、共産党さん自身からも話があったが、日本共産党県議会議員団、交渉団体として議会運営を担う責任ある立場の会派であるにも関わらず、昨年6月の海外調査に関わる発言に端を発し、それから約1年、本会議や委員会での誤った失言、不適切な発言もあり、議会運営が停滞するという事態が起こされてきた。

 それでも3月に議運委員長がこれまでの経緯、協議内容を総括することによって事態の一応の収拾をみたが、その直後の本会議の討論においても賛否表明のミスもあり、最近ではブログの掲載もあった。これらのことはあまりにも未成熟であると言わざるを得ず、このことは伝統と権威ある県議会としてもはなはだ遺憾であると思います。

 よって県議会としては同議員団に対して交渉団体として重い責任を持つ会派であることを十分自覚し、その責務をしっかりと果たすとともに、議会運営を混乱させてきたことを重く受け止め、二度とこのような事態を起こすことがないよう猛省求めるものという趣旨になります。

桐生委員長 決議案を議運として提案することについて各会派お持ち帰りの上、改めてご協議いただきたいと思いますがいかがでしょうか。ご異議がないと認め、そのように決しました。それでは議運をいったん休憩します。

断続的再開、休憩


<12日午後11時15分~、議運>

桐生委員長 休憩前に引き続き議会運営委員会を再開します。先ほどの当委員会において決議案を議会運営委員会として提案することについてお持ち帰りいただきましたが、各会派のその後の状況についてお聞かせ願います。

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