甘利明前経済再生担当相の現金授受問題で、甘利氏が刑事告発されたあっせん利得処罰法違反の罪を全面的に否定する直筆の手紙を支援者に送っていたことが分かった。都市再生機構(UR)の補償をあっせんする見返りに建設会社側から現金を受け取ったとする告発内容について、「事実は全くありません」と記されている。
手紙は冒頭で「多大なるご心配をお掛けし誠に申し訳ございません」と陳謝。「“寝耳に水”の事件」で「国務に専念」した結果の「痛恨の極み」と釈明した。
閣僚辞任を「断腸の思い」としながらも、「ここで、道半ばで倒れる訳には