
「野党共闘」を呼び掛ける市民勝手連「ツギセン♡@県西」は10日夕、衆院議員や7月に予定される参院選神奈川選挙区の立候補予定者らを招いたパネルディスカッションを開成町吉田島の町福祉会館で開いた。民進、共産、社民の代表者が安保法制や野党共闘の必要性について言及した。
民進・神山洋介氏(衆院比例南関東)は安保法制への新党の対応を問われ、「新党結成前に、民主と維新の統一会派で廃止法案を提出しており、心配はない」と説明した。
野党共闘については、参院選神奈川選挙区に出馬を表明している共産・浅賀由香氏が「『野合』でなく『受け皿』になり得るため、協議の場に全野党がつくことが重要」と指摘。同じく立候補予定の社民・森英夫氏も「衆院小選挙区の立候補者数を野党間で取り決め、統一候補を(野党)全員で応援する選挙態勢をつくるべきだ」と強調した。
同勝手連の綱島麻実・共同代表は▽民主主義と立憲主義を保障する姿勢を貫くこと▽そのために野党勢力を結集すること-などを各政党に求めていく考えを示した。