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値上げも値下げも あすから変更 高速料金

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2016年3月31日(木) 02:00

 首都圏の高速道路料金が4月1日から、距離に応じた統一基準に変更される。県内では横浜新道と第3京浜道路が値上げとなる一方、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と横浜横須賀道路(横横道路)は値下げとなる。国土交通省は、都心に集中していた交通量が分散し、渋滞が緩和すると期待している。

 同省によると、各道路の整備コストなどに応じてこれまで異なっていた料金設定基準が1キロ当たり36・6円に統一される。これに伴い、圏央道は大井松田-相模原が普通車で1690円から1480円に引き下げられる。横横道路は狩場-馬堀海岸が1440円から950円に下がる一方で、深夜、休日割引は廃止される。

 統一基準では値上げとなる道路には、激変緩和措置として当面は値上げ幅が抑えられる。均一料金である横浜新道の普通車は210円から320円に、第3京浜は保土ケ谷-玉川で260円から390円への引き上げにとどまる。緩和措置の期間は決まっていない。

 また、首都高速は普通車の最低料金が510円から300円、最高料金は930円から1300円に変更される。この料金体系の距離に応じた加算料金は、0・1キロごとに10円上がるようになる。

 圏央道を経由して郊外に向かう場合、同じ発着点で都心部の首都高などを通る最短ルートと同一料金となる新たな仕組みも整備される。料金の変更はいずれも1日午前0時から。 

 
 

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