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市民後見人に3人 平塚市

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2016年3月27日(日) 02:00

 認知症などで判断能力が不十分な人に代わり財産管理などを担う成年後見制度に関連し、平塚市は24日、市内初の「市民後見人」として3人が横浜家裁小田原支部から選任されたと発表した。県と連携した養成事業の1期生で、同様の取り組みを進めている県内4市で初の選任となった。

 3人はいずれも市内在住で、70代と60代の男性、50代の女性。市社会福祉協議会の法人後見事業に加わって協力しあう複数後見の態勢で活動する。70代の男性は「被後見人の人格や尊厳を大切にし、人生を手助けしたい」などとコメントを寄せている。

 市は「被後見人と同じ地域に暮らす市民が後見人になることで、身近で、市民目線に立った後見ができるのでは」と期待を寄せ、高齢化社会の進展を見据えて「引き続き養成を続けていきたい」としている。

 県と連携して2012年に始めた養成事業は、講座受講後、後見サポーターとして市社協で法人後見事業に従事する。講座終了者は4年間で34人。

 
 

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