民主党県連は7日の常任幹事会で、次期衆院選の神奈川4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、三浦郡)に早稲田夕季県議(57)=鎌倉市=の公認を党本部に申請することを正式に決定した。
滝田孝徳幹事長は4区現職の無所属、浅尾慶一郎氏に関して、今夏の参院選で自民党推薦で再選を目指す無所属の中西健治氏の選対本部長に就いたことで「野党の立ち位置において『一緒にやっていける人』という党本部のこれまでの説明に無理があると判断した。対抗馬を擁立しない選択肢は政権を目指す政党としてあり得ない」と話した。
民主党との新党結成後も維新の党の江田憲司前代表が、参院神奈川選挙区で民主党現職の金子洋一氏に加えて2人目の候補擁立を目指す姿勢を示していることには「まだ同じ政党ではないので、立場も主張もあると思う」と述べるにとどめた。
同日の幹事会では、金子氏の選対本部長に、前回6年前と同様、田中慶秋元法相を選任したことも報告された。