他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 政治・行政
  4. 財政健全化へ一丸 南足柄市長が施政方針

財政健全化へ一丸 南足柄市長が施政方針

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2016年2月20日(土) 02:00

 南足柄市の加藤修平市長は19日、市議会第1回定例会本会議で、2期目初めてとなる予算を編成した2016年度の施政方針演説を行った。

 前年度比で8億円減の約132億円の緊縮予算となった一般会計については、自治会全体への助成削減をはじめ市補助金の一部削減などを進めた。今後は「すべての分野で聖域を設けず事務事業をゼロベースで見直す」とし、「市民に対するサービス低下や応分の負担をお願いすることも想定している」と踏み込んだ。

 厳しい財政状況ではあるものの「困難こそ進化への最大の好機と捉え『変革の年』に」と強調。徹底した行財政改革と、財源の確保に向け「私自身渾身(こんしん)の努力をする覚悟。市民、職員が一丸となって財政健全化への道筋を」と協力を呼び掛けた。

 また、10月に設置する小田原市との「(仮称)県西地域の中心市のあり方に関する2市協議会」に関しては、南足柄市側で市民が市自治行政市民研究会を発足させたことにも触れ、「健全な基礎自治体や圏域のあり方について研究を進める」と、市民を巻き込んだ検討への意気込みを示した。

 
 

予算案に関するその他のニュース

政治・行政に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング