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「再発防止へ意識高める」中1殺害、簡宿火災受け 川崎市長施政方針

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2016年2月16日(火) 02:00

 川崎市議会第1回定例会が15日開会した。市は2016年度一般会計当初予算案や15年度補正予算案、条例案など計69議案を提出した。

 福田紀彦市長は本会議で施政方針を述べ、中学1年生殺害事件や簡易宿泊所火災に触れ、「あらためて市民の生命を守り、安全・安心な暮らしを支える行政の役割の重みを強く感じた」と説明。その上で「再発防止に向けて必要な情報を庁内で共有し、小さなサインも見逃さない高い意識を持って、日々の業務に取り組んでいく」と述べた。

 16年度予算案については「厳しい財政状況下でも市民生活を守るため、将来を見据え、課題に的確に対応するとともに、本市の優れたところを伸ばしていく必要な施策に取り組む」と述べた。待機児童対策の継続や小児医療費助成の充実、中学校完全給食の導入、地域包括ケアシステムの構築といった「安心のふるさとづくり」の一方で、臨海部の国際戦略拠点の形成や都市基盤整備など「力強い産業都市づくり」に予算配分したと説明した。

 同定例会は3月18日までの33日間。代表質問は自民、公明が2月29日、民主みらい、共産が3月1日に行う。予算審査特別委員会は3月7、8、9、10日の4日間に予定している。

 
 

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