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鶴見区職員がまた誤交付 転出証明書を他人に

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2015年12月29日(火) 02:00

 横浜市は28日、鶴見区役所で転出証明書の誤交付があったと発表した。同区では10月下旬にも誤交付があり、マイナンバーなどの個人情報が漏えいしたばかり。

 同区総務課によると、18日午後2時ごろ、戸籍課の職員が男性の転出証明書1枚を出力。直前に同じプリンターで出力されていた女性の証明書1枚ととじ合わせてしまい、交付したという。男性が25日に転出先で転入手続きをした際、誤交付が発覚した。証明書には女性の氏名や転出先住所、マイナンバーなどが記載されていた。

 同課では10月にも窓口業務のミスがあり、全国で初めてマイナンバーが漏えいした。区はその後、誤交付防止プロジェクトチームを立ち上げ、各課に対応策を周知徹底していたという。

 区総務課は、原因について当時多数の来庁者がいたため、書類チェックが不十分だったことを挙げる一方、「繁忙は理由にならない。あらためて再発防止を徹底したい」と話した。

 
 

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