神奈川県議会第3回定例会は30日、本会議を開いた。県は重粒子線治療支援費などを盛り込んだ本年度一般会計補正予算案や来年4月に「スポーツ局」を新設するための局設置条例改正案など、議案38件を提案した。
一般会計補正予算案は総額7億3800万円。県立がんセンター(横浜市旭区)で新たに始める重粒子線治療の県民への治療費を補助する事業費1225万円を計上。国の地方創生先行型交付金を活用した観光客誘客への取り組みなどに約6千万円も盛り込んだ。このほか県立秦野ビジターセンターに指定管理者を導入するための条例改正案なども提案した。