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市民ミュージアムに指定管理者 川崎市、17年度に導入

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2015年11月12日(木) 03:00

 川崎市は博物館機能と美術館機能を併せ持つ複合文化施設「市市民ミュージアム」(中原区)に指定管理者制度を導入する方針を明らかにした。来年4月の指定管理者募集を経て2017年度から導入する。

 民間のノウハウを生かして効果的な広報や企画展示を行い、より多くの市民の利用につなげる狙い。収蔵品の購入や管理、施設の大規模改修などは引き続き市が行う。

 施設は鉄筋コンクリート地上3階地下1階で延べ床面積約1万9千平方メートル。展示室やギャラリー、収蔵庫、研修室などがある。

 1988年11月に開館、当初は年間30万人の来館者があったが、2000年度は約8万人に減少。04年には包括外部監査から「民間なら倒産状態」との厳しい指摘も受けた。その後に経営改革も行い、17万~19万人で推移しているが、さらなる改革が必要と判断した。

 
 

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