
2020年の東京五輪・パラリンピックの開催を契機に市民のスポーツ振興と健康増進を図るため、厚木市は4日、日本体育大学(東京都世田谷区)と協定を結んだ。
協定により、市は小学生が同大施設を体験する1泊2日のサマーチャレンジ教室や、同大出身の五輪選手らトップアスリートが中学生を指導する技術向上教室、市民向けの講演会などを開催する予定。
市役所で行われた協定締結式で、小林常良市長は「日体大が持つ高い理想を共有して、スポーツのレベルアップや高齢者の健康づくりにつなげたい」と意気込みを見せた。同大の松浪健四郎理事長は「開催地の近隣自治体として、東京五輪の成功に向けてボランティア参加の進め方についても一緒に研究したい」と抱負を述べた。