
川崎市と同市議会主催の新年賀詞交換会が5日、川崎市幸区のミューザ川崎シンフォニーホールで開かれ、市内の政財界関係者ら約920人が出席した。
主催者を代表して福田紀彦市長は、地域防災力の向上と地域包括ケアシステムの構築、「かわさきパラムーブメント」の三つの政策に注力する考えを説明。「いずれもこれから必要となる互助的な社会をつくる上で重要だが、行政だけではできない。市民一人一人に協力をいただき、川崎をさらに先へ、もっと先へ進めたい」と力を込めた。
石田康博市議会議長は「昨年9月から委員会でもネット中継を始め、11月には議会として大規模災害対応指針を策定した。今年も市民生活の質の向上のために不断の努力をしたい」と述べた。
鼓や三味線など和楽器とピアノの共演も行われ、新年の訪れに花を添えた。