任期満了に伴う秦野市議選(定数24)は30日、投開票され、市議会の新たな顔ぶれが決まった。
定数を2減して行われた今回は、24人全員が出馬した現職は21人が当選。新人は10人のうち3人が初当選を果たした。女性は6人のうち3人が当選した。党派別では自民4人、公明3人、共産2人、社民1人、みん改1人、無所属13人。維新の初の議席はならなかった。
選挙戦では、各候補は開通予定の新東名高速のインター周辺の開発や子育て支援などの必要性、秦野赤十字病院の分娩(ぶんべん)休止問題の解決などを訴えたが、大きな争点とはならなかった。
投票率は46・90%で、過去最低だった前回の43・84%を3・06ポイント上回った。
当日有権者数は13万2216人(男6万5968人、女6万6248人)。