次期の第7回線引き全市見直しに向け、相模原市は20日までに基本方針案をまとめた。旧津久井郡4町との合併を経て、現在は三つある都市計画区域を「非線引き」「線引き」で二つに再編するのが適当-などと提言した市都市計画審議会(都計審)の答申を踏まえて作成。10月ごろにパブリックコメントを実施し、年内に基本方針を策定する。
市都市計画課によると、基本方針案は都計審の提言に沿ったものだが、市街化区域と市街化調整区域に分ける区域区分の線引きの基準を分かりやすく例示した。地域特性や市街地整備に合わせ、用途地域を見直す方針も盛り込んだ。
次期線引きは、2016年度末を予定している。