県は28日までに、県内自治体の公務員の給与水準を公表した。国家公務員給料を100としたラスパイレス指数(2016年4月1日時点)の県内33市町村の平均は、前年比1・4ポイント減の100・7。葉山町の103・4が最高で、全国の市町村(政令市・中核市除く)で6位だった。
33市町村のうち20市町が100を超えた。政令市は川崎が101・0で全国20政令市中9位。横浜100・7(12位)、相模原99・5(16位)だった。
政令市と中核市を除く県内市町村では葉山町のほか、綾瀬市102・6(全国15位)、海老名市102・4(同21位)、藤沢市102・3(同29位)、平塚市102・1(同43位)、寒川町102・0(同49位)が全国50位内に入った。最低は真鶴町の91・2だった。
県は前年比0・5ポイント減の103・6で47都道府県でトップ。県人事課によるとラスパイレス指数は基本月額による比較のため、地域手当などを含めた補正後の県の指数は101・1で全国7位になるという。
また、県内自治体の総職員数は前年比490人(0・68%)増の7万2595人で、4年連続で増加した。