4月の改選で最多人数の7人会派が四つ並んでいた横須賀市議会で19日、自民党の所属議員が1人増えて8人となり、単独の最大会派となった。
7人会派だったのは、市政同友会、公明党、無所属みらい、自民党の4会派。同友会に所属していた井口一彦氏(当選1回)が19日、自民に移った。同友会はこれにより、第4会派となった。
同市議会では、自民党籍を持つ議員が自民党と同友会の2会派に分かれている。同党横須賀支部長の木下憲司市議によると、このねじれを解消する第1弾として、4月の市議選に党公認で出馬して当選した新人は、会派も自民党に入るという見解が支部内で大勢だった。
井口氏は対象の1人だったが、同友会に入った。このため、支部内で議論を尽くし、今回の移籍を決めたという。