
相模原市長選で3選を果たした加山俊夫市長(70)が22日、3期目の初登庁をした。就任式では、2期8年の取り組みを発展させ、魅力あふれる相模原の実現に意欲を示した。
加山市長は午前9時半ごろ、公用車で市役所本庁舎玄関前に到着。職員や支援者ら約550人に拍手で出迎えられると、笑顔を見せた。
就任式では、約440人の職員を前に、少子高齢化や経済情勢の課題を説明。医療・福祉の充実、地域経済の活性化など、選挙中に掲げたマニフェストの6項目を中心に施策を進める方針を示した。
選挙戦の争点でもあった広域交流拠点整備などの大規模プロジェクトについては、「50年、100年先を見据えると、これから数年がターニングポイント」と強調。「地方創生の先陣を切る自治体であるという気概を持って、それぞれの職責を果たしてほしい」と呼び掛けた。