経済、文化、スポーツなどに交流を広げていくため、座間市は秋田県大仙市と友好交流都市協定を締結した。これまで両市は防災やイベントを中心に20年以上、交流を続けていた。
大仙市は同県南東部に位置し、人口8万6千人。2005年3月に大曲市と仙北郡7町村が合併して誕生した。数十万人が訪れるという夏の全国花火競技大会「大曲の花火」でしられる。
両者の交流は1991年11月の座間市民ふるさとまつりに旧中仙町の出身者が参加したことをきっかけに始まった。98年には災害時相互応援協定を締結。今年1月の座間市の防災訓練「シェイクアウト」には大仙市も現地で参加した。
今月21日に遠藤三紀夫市長ら19人が大仙市を訪問し、同市の栗林次美市長と協定書に調印。遠藤市長は「これからは親戚同士のような関係だ。市民同士の幅広い交流を目指したい」と話した。
座間市の友好交流都市は福島県須賀川市に続き2都市目。姉妹都市は米国スマーナ市がある。
【神奈川新聞】