任期満了に伴う茅ケ崎市長選(4月19日告示、26日投開票)で、現職の服部信明氏(53)が18日、無所属での4選出馬を表明した。同市長選では新人で大学講師の桂秀光氏(58)も出馬の意向を示している。
服部氏は初出馬の際、「市長の任期を3期12年以内とする」との公約を掲げていた。だが同日の会見では、「3期目の特に3、4年目で、今まで予想していなかった変化が生じた」として、「スピード感を持って継続的に対応するためにも、最後にもう1期取り組みたい」と公約に反する出馬の理由を説明した。
「変化」として挙げたのは、地方自治法改正による中核市制度の見直しや、さがみ縦貫道路(圏央道)の全線開通を契機に動きだした「道の駅」整備などで、「まちにとって逃してはならない大きな機会」と強調した。
服部氏は同市出身で、東海大中退。市議と県議を2期ずつ務め、2003年の同市長選で初当選し、現在3期目。
【神奈川新聞】