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ごみ分別向上へアプリ 藤沢市が3月中に配信へ

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2015年1月27日(火) 03:00

「ごみ分別アプリ」のイメージ図。左から、収集日程カレンダー、収集日程アラーム、ごみ分別辞典の各機能 (藤沢市提供)
「ごみ分別アプリ」のイメージ図。左から、収集日程カレンダー、収集日程アラーム、ごみ分別辞典の各機能 (藤沢市提供)

複雑になったごみの分別方法や収集日程を市民に分かりやすく伝えるため、藤沢市はスマートフォン用の「ごみ分別アプリ」を新たに開発する。分別率の向上が課題だった若年層での効果を期待。3月中に配信を開始し、転入者の増える新年度に備える。

同市では2012年度から資源品目別の戸別収集を開始。分別は16品目にわたり収集日程も複雑化、特に学生など単身世帯で分別率の悪さが目立っていた。

そこで、若者を中心に近年急速に普及したスマートフォンに注目。パソコン用に開発した「ごみ検索システム」は1日平均約360件のアクセスがあり市民ニーズは高い一方、スマートフォンでは閲覧しにくい欠点があり、アプリの開発に乗り出した。

アプリは、既存のごみ検索システムを基に開発する。区域別の収集日程カレンダーをはじめ、毎日の収集品目を各自が設定した時刻に通知してくれる「アラーム機能」も用意。「ごみ分別辞典」の機能では、約750点の製品について、それぞれがどの品目に該当するか検索できる。

開発費は約170万円。ほかに年50万円の維持管理費も掛かる。ダウンロードは無料。市環境事業センターは「大学なども回ってアプリの周知を図り、使ってもらえるよう努めたい」としている。

【神奈川新聞】

 
 

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