海老名市はこのほど、市教育支援センター「愛称・えびりーぶ」(同市中新田)を開所した。
中央図書館(同市上郷)内に併設されていた市青少年相談センターが施設改修によって11月末に閉鎖されたために廃止、その機能を拡充して教育支援センターを新設した。
木造平屋建てで延べ床面積は約430平方メートル。「人と地球に優しい施設」をコンセプトに、県内産木材を多用してストレス抑制やリラックス効果があるとされる木目調で内装を統一した。建設費は約1億円。
不登校児童生徒のための学習室や教育支援教室、六つの面接室などを備えた。
新設に合わせて相談・指導機能も強化。心理の専門家による相談日を増やし、いじめなどの専用電話を設置、言語聴覚士の派遣などを行う。
【神奈川新聞】