清川村の大矢明夫村長(66)は5日、任期満了に伴う同村長選(2015年2月10日告示、同15日投開票)に3選を目指して出馬することを表明した。同村長選への出馬表明は初めて。
この日開会した12月定例会で、黒澤剛氏(無所属)の一般質問に答えた。
大矢村長は「厚木市との消防業務や、同市、愛川町と進めているごみ処理業務の広域行政の取り組みが途中段階にある。宮ケ瀬地区の小規模校の運営など課題が山積している」と続投の必要性を説明した。
2期目で掲げた公約について「特別養護老人ホームの誘致以外は、おおむね実現できた」と評価。道路整備による定住促進や観光振興などに意欲を見せた。
大矢村長は、1966年に同村役場に入り、企画税務担当参事や助役などを歴任。2007年2月の村長選で初当選、前回は無投票だった。
【神奈川新聞】