
湯河原町の冨田幸宏町長(57)は28日、任期満了に伴い来春の統一地方選で実施される同町長選に3選出馬することを表明した。同町長選での出馬表明は初めて。
この日開会した町議会本会議で、山本俊明氏(無所属)の一般質問に答えた。
冨田氏は2期目の成果として、特別職の給与20%削減、住宅リフォームへの助成、津波を想定した災害対策などを挙げ、マニフェスト(選挙公約)55項目中41項目を実施することができたことなどを強調。
今後取り組むべき課題として子育て支援や人口減対策、観光振興などを挙げ、「改革の流れを止めることなく、検討中の施策が実を結ぶよう引き続き取り組みたい」と意気込みを語った。
冨田氏は県立山北高校卒。2000年の町議選で初当選し、2期目途中の07年4月の同町長選に出馬、初当選した。
【神奈川新聞】