解党するみんなの党の浅尾慶一郎代表は27日までに、衆院選に神奈川4区(横浜市栄区、鎌倉・逗子市、三浦郡)から無所属で立候補する意向を固めた。神奈川新聞の取材に「改革勢力の結集を今後も目指すが、今回は時間的に難しい」と述べた。
浅尾氏ら党執行部は民主党との合流も視野に連携を模索したが、党内の反発を招き28日の解党が決まった。浅尾氏は元民主党参院議員。2009年の衆院選で4区からの出馬をめぐり民主を離れ、みんなの党に参加した。こうした経緯もあり、支持者らからは民主入りに難色を示す声が上がっていた。
みんなの党では、13年に幹事長だった江田憲司氏(現・維新の党共同代表)の更迭に伴い幹事長に就任。14年に当時の渡辺喜美代表が借入金問題で引責辞任した後、代表に就いていた。
【神奈川新聞】