民主党は21日、元職の三村和也氏(39)を6区(横浜市保土ケ谷、旭区)の公認候補として擁立することを決めた。
三村氏は2009年の衆院選で初当選。12年に落選後も2区(西、南、港南区)で活動を続けていた。神奈川県連は総支部長として上申していたが、党本部は保留していた。
党関係者によると、21日の公認発表に合わせ、馬淵澄夫選対委員長が党県連に「民主党が勝ちうる選挙区だ」と伝えてきたという。
三村氏は「2区を離れるのは断腸の思いだが、支援者の思いに応えるのは当選して国会で働くことと考えている。保土ケ谷は私の地元で、6区は民主党への支持が強い。重要な選挙区を任された」と話した。
6区では公明党の前職・上田勇氏、維新の党の前職・青柳陽一郎氏、共産党の新人・北谷真利氏が出馬予定で、民主候補擁立の有無が注目されていた。
【神奈川新聞】