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逗子市長選まで1カ月 高まる無投票の可能性

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2014年11月20日(木) 03:00

市長選の投開票日を伝えるチラシが張られた掲示板=逗子市役所
市長選の投開票日を伝えるチラシが張られた掲示板=逗子市役所

任期満了に伴う逗子市長選(12月7日告示、14日投開票)まで、1カ月を切った。これまでに立候補を表明しているのは、現職で3選を目指す平井竜一氏(48)のみ。長年争点となってきたのは米軍池子住宅地区をめぐる問題だが、一部共同使用による公園化で「一つの節目」(市幹部)を迎え、現時点では明確な対立軸が定まっていないのが実情だ。降って湧いた同日投開票の衆院選の喧騒(けんそう)をよそに、こちらは無投票の可能性が日に日に高まっている。

平井氏が3選出馬を表明したのは、9月24日。2カ月半後に告示が迫っていたが、他に立候補の動きはなし。「市長選の存在を市民が忘れてしまう」との“危機感”も手伝って、10月には朝の駅頭などで、逗子海水浴場や池子の森自然公園などに関するチラシの配布を始めた。

前回2010年12月の市長選で、対抗馬の新人2人が立候補を表明したのは告示まで1カ月を切った11月半ば。米軍池子住宅地区の横浜市域側への追加建設の是非などを軸に選挙戦が展開されたが、有権者は、追加建設容認と一部共同使用という平井氏の現実路線を選択した。

共同使用開始が今月30日、公園の開園が来年2月1日に決まった今、長年市政の争点であり続けた池子問題は「一つの大きな節目」(市幹部)を迎えた格好だ。前回、新人の1人を支援した関係者も「前回ほどの争点がないのは確か」と明かす。

昨年から今年にかけて逗子市政で最も注目されたのは、逗子海水浴場の規制をめぐる問題だ。海の家での音楽禁止や営業時間短縮など市が条例・規則で規制したことに反発した逗子海岸営業協同組合が市を提訴するなど、平井市政に対立姿勢を示してきた。

先月開かれた立候補予定者事前説明会には同組合の男性1人が姿を見せた。だが「これ以上、市との溝を深めるのは避けたい」と出馬を否定。市の規制が市民におおむね評価されていることも背景にある。

市選挙管理委員会によると、逗子市長選が無投票だったのは60年の歴史で2度ある。1981年に無投票で3選を果たした三島虎好氏が池子弾薬庫跡地内への米軍家族住宅の建設受け入れを表明したのを機に、池子問題が「市を二分する争点」(市幹部)となり、激しい選挙戦が展開されてきた。

今回、無投票の可能性が取り沙汰されていることに、ある有権者の女性(69)は「高齢者施策など、議論してほしい課題はいろいろある。平井市長の2期目を検証するためにも、選挙はあった方がいい」と、選挙戦が行われることを期待していた。

9月2日時点の有権者数は、4万9887人(男2万3181人、女2万6706人)。

【神奈川新聞】

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