川崎市の福田紀彦市長は25日、市民と直接対話する「区民車座集会」を川崎区役所で開いた。10人が参加し、生活保護制度や町内会活動、外国人の暮らしなどについての意見や要望が寄せられた。
福田市長は生活保護費の不正受給対策について問われ「各自治体共通の悩み。現在警察官OB2人に入ってもらい、いろいろ相談に乗ってもらっている」と述べた。
インド人の女性は「イベントの情報などをウェブサイトに英語で載せてほしい」と要望。市長は「どこまで詳しく情報発信しているか、もう一度調べたい。川崎市の人口の約3%は外国籍で、そうした方々に情報発信をしていくのは大切だ」などと語った。
車座集会は福田市長が昨秋の市長選で掲げた公約の一つで、ことし1月から各区を巡回。同区では2回目の開催。
【神奈川新聞】