地方創生など自治体を取り巻く情勢の変化に効率良く対応するため、中井町は2017年度の機構改革で現行より1課多い12課1局に改編する。6日開会の町議会12月定例会に課設置条例案を提出。来年4月1日の施行を目指す。
条例案では、地域支援課を廃止。地域協働に関する事務に加え、企画課と総務課が管轄する広報と防災に関する事務も受け持つ「地域防災課」を新設する。
企画課は財政運営に関する事務も総務課に移し、行政の総合的企画や調整に専念する。地域支援課が担当していた文化・スポーツに関する事務は、教育委員会内に新たに設置する生涯学習課が担う。
環境経済課と上下水道課も廃止。環境に関する事務は上下水道課に移して「環境上下水道課」を新設。観光など経済に関する事務は、新設の「産業振興課」が受け持つ。認定こども園の事務は教育課から福祉課に移管する。