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中学の昼食でアンケート 「配達弁当あれば注文する」7割

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2014年9月16日(火) 03:00

中学校の昼食の在り方を検討している横浜市教育委員会は15日までに、学校関係者や市民を対象に実施したアンケートの調査結果をまとめた。7割が「配達弁当」を注文したいと回答したほか、8割超が300~400円台の値段設定を希望した。市教委は結果を踏まえ年内に方向性を取りまとめる方針。

市教委によると、アンケートは民間調理施設で調理した弁当を配達・販売する「配達弁当」を想定。家庭弁当との選択制で、市教委が栄養バランスに配慮して献立を管理し複数メニューから選んで予約注文してもらう。献立はご飯、おかず(4品以上)、汁物、牛乳で、ご飯と汁物は温かい。

アンケートは小学6年から高校1年までの児童・生徒と保護者、中学校教職員、市民の計8700人が対象。6493人(74・6%)が回答した。

調査結果では、配達弁当を注文したいと回答した人が約71%に上ったほか、期待すること(複数選択)として児童・生徒の66・3%が「おいしいこと」、保護者の63・4%、教職員の75・1%が「求めやすい価格」と回答。「300円台」が46・4%、「400円台」が38・5%で合わせて8割を超えた。

「配達弁当を注文しない・実施する必要はない」と回答した人は22・3%で、理由(複数選択)は「家庭弁当を食べさせたい」(51%)、「食べる人に合わせた量や好みにできない」(31・9%)、「現状の家庭弁当と業者弁当の購入で十分だから」(28・5%)と続いた。

自由意見は1996人から寄せられ、給食の実施を求める意見が524件(児童・生徒57件、保護者322件、教職員10件、市民135件)に上った。

また、配達弁当を想定した学校施設現況調査では、市立中145校のうち142校で配達弁当の一時保管スペースが確保できるが、うち129校で改修の必要があることが判明。142校中141校は段差などの障害がなく、配送車両(2トン)が敷地内で弁当を積み下ろしできるが、1校は敷地内に進入できないという。

【神奈川新聞】

 
 

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