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【照明灯】幸夢員

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2014年9月5日(金) 08:38

霞が関の朝活として注目を集める「地域力!おっはークラブ」を運営する内閣官房職員井上貴至さん(28)の話を聴く機会があった。ブログ「地域づくりは楽しい」は、同種のものでは国内最大級のアクセスを誇る▼自らを「幸夢員」と呼ぶ。総務省に入省後、同期とのじゃんけんの結果、愛知県に赴任。地元のお祭りにはまり、年間50以上のお祭りに参加、週末、全国の“隠れたヒーロー”を訪ね歩き、人と人、地域と地域をつなげる活動を続ける。最近、週明けに東京から出勤したことはないという▼モットーは「社会の触媒、地域のミツバチ」。その心は、ミツバチが花粉を運ぶように、出会ったすてきな人同士をつなげて、新しいものを生み出していきたい-。はやりの「地域連携コーディネーター」と呼ばれたくはない▼原点は学生時代。大阪で路上生活者から「人とのつながりがないことが一番つらいんや」と言われ、地域社会から、人のつながりをつくりたいと考えるようになったことから▼大好きな柔道に例え、「投げたい投げたいで力が入りすぎてはだめ。ひねって、ためて、一気に開放する…」と地域づくりの極意を語る。お堅い、お高い官僚イメージは全く感じられない。肩肘を張っていないところが実にいい。

【神奈川新聞】

 
 

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