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県リハビリセンター再整備 40億円増額して再入札

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2014年9月5日(金) 03:00

県は4日、県総合リハビリテーションセンター(厚木市七沢)再整備工事の入札(3月)が不調に終わったため、当初より約40億円増額した総事業費151億8300万円で再入札を行うと発表した。2014年度9月補正予算案に継続費の変更を盛り込んだ。

入札不調は、東日本大震災の復興や東京五輪準備による工事需要の急増に伴う資材費や人件費の高騰で各地で相次いでいる。県が再入札のため現在の資材単価などを基に再積算した結果、事業費が膨らんだ。

同センターの再整備工事(建築など4工種)は、県の委託を受けた指定管理者・県総合リハビリテーション事業団が入札を実施。今年3月20日に開札した際、県が示した予定価格内で落札する業者が現れず、同28日に同じ条件で行った入札も不調となった。

工事内容は、脳血管疾患の患者を専門とする七沢病院と、脊髄障害や高次脳機能障害を専門とする神奈川リハビリテーション病院の機能を統合し、センター敷地内に200床の新病院棟を新築し、既存病棟と合わせ計280床に増床する計画。入所者数110人の新福祉棟も建設する。

現施設は40年以上経過していることもあり、県立病院課は「速やかに工事を進め、患者の療養環境の改善を早期に図りたい」としている。新福祉棟は16年6月、新病院棟は17年12月の運営開始を目指すという。

【神奈川新聞】

 
 

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