相模原市の加山俊夫市長(69)は28日、神奈川新聞社の取材に対し、来春に予定されている市長選に3選を目指して無所属で立候補する考えを示した。開会中の市議会9月定例会議で、近く表明する意向。同市長選では現在のところ、正式に出馬表明した人はいない。
加山市長は、リニア中央新幹線計画や在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)の一部返還・共同使用、小田急多摩線延伸構想など市が絡む大きな事業を挙げ、「長年かけてやっと実現が見えるところまで取り付けた。最後の方向性付けへ、あと1期務めることが自分に課せられた役割という認識だ」と、出馬へ強い意欲を示した。
加山市長は、経済部長、都市部長などを歴任し市助役に就任。2007年の市長選で初当選し、11年に再選を果たした。現在2期目。
【神奈川新聞】