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大和市教育長辞職問題 大木市長が任命責任を否定

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2014年8月26日(火) 03:00

部下の女性のパワーハラスメントの調査を妨害したなどとして、大和市教育委員会の滝沢正前教育長が辞職した問題で、大木哲市長は25日、自身の任命責任を否定し、問題の背景を「(前教育長らの)個人的なものと思う」とする見解を示した。

同日の定例会見で記者の質問に答えた。教育委員の定数は5人で、市長が議会の同意を得て任命する。事務局トップの教育長は、市教委が委員長以外の委員から選任する。会見では自らの任命責任について尋ねられると、市教委の担当者が「教育長の任命責任は教育委員会にある。指揮監督は教育委員会がする」と否定した。

その上で、大木市長は問題の背景について「教委の制度がどうこうということでなく、個人的なものと感じた」と述べた。大木市長は前教育長を「校長を務めており、それなりのしっかりとした人物と思っていた」と話した。

前教育長の辞職に伴い、教育委員も1人欠員が出ている。大木市長は後任の教育委員について「高い識見、教育能力を持つ人。特に今回のことで選考基準が変わることはない」とした。また、9月市議会に後任の人事案を出すかは、「今後、しっかりと対応していきたい」と述べるにとどめた。

また、前教育長が部下の男性職員2人に現金10万円ずつ計20万円を私的に女性に支払うように命じた問題については、金子勝総務部長は「市長部局として、前教育長と部下の計3人の供述から、現時点では違法行為に当たらないと判断した」と見解を述べた。

【神奈川新聞】

 
 

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