自民党の二階俊博幹事長が30日、都内で開かれた無所属の浅尾慶一郎氏(衆院4区)の政治資金パーティーに出席し、「自民党(会派)にこれだけ立派な議員を迎えることができて、大変うれしく思っている。これから一層活躍の場を広げてほしい」と述べた。
旧みんなの党で代表を務めた浅尾氏は、10月下旬に衆院の自民党会派入りした。同氏は「税の徴収と社会保険料の徴収を行う『歳入庁』の設置に向け、自民党内で賛同者を募りたい。二階幹事長には『どんどんやってくれ』と言われた。政策もぶれずに、しっかりやりたい」と意気込みを語った。
パーティーには、党紀委員長の山東昭子参院議員も駆け付け、「できるだけ早く自民党に入ってもらいたい」とあいさつ。県連所属の河野太郎氏(衆院15区)も出席した。県連は、選挙区で同党議員と争ってきた浅尾氏の会派入りに反発し、党本部に抗議文を提出している。