任期満了に伴う中井町長選(11月4日告示、同9日投開票)で、元町議の杉山祐一氏(59)が16日、無所属で立候補することを表明した。同町長選での出馬表明は、元町議の曽我功氏(62)に続いて2人目。
杉山氏は、現町政について、「借金を減らし、健全な財政運営をしてきた」と評価。「人口が減り続ければ町の将来が不安だが、元気で魅力ある町をつくりたい」と出馬の理由を説明した。
公約については、企業誘致による財政基盤の整備や、保育料や学校給食費の無償化などの子育て支援策、相鉄線の延伸による駅誘致などを掲げている。
杉山氏は東京農大卒。2003年に町議選で初当選、3期目途中の今年6月に辞職した。
現在3期目の尾上信一町長は不出馬の意向を表明している。
【神奈川新聞】